JR貨物19A形コンテナ

JR貨物19A形コンテナ
新造直後の真新しい姿。 (19A-118 東京(タ)にて、1994年4月撮影。)
新造直後の真新しい姿。 (19A-118 東京(タ)にて、1994年4月撮影。)
基本情報
製造メーカー 東急車輛製造
製造初年 1992年平成4年)
製造数 1,001個
形式消滅年 2013年(平成25年)
主要諸元
外面色 赤紫色(JRFレッド)、黒
全長(内寸法) 3,715 mm
全幅(内寸法) 2,500 mm
全高(内寸法) 2,500 mm
荷重t
内容積 19.0 m3
自重 1.5 t
扉位置 両側側面(対面二方開き)
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JR貨物19A形コンテナ(JRかもつ19Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が1992年平成4年)から1994年(平成6年)までに1,001個を配備した12 ft有蓋コンテナである。

構造

試作品の19A-1
東京(タ)にて、1994年4月撮影。
  • 両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,500mm、長さ3,715mmと従来のコンテナよりも全幅が大きくなっている(従来は幅2,438mm)。内容積は19.0m3となり、20A形が登場するまでは鉄道用12ftコンテナにおいて、最大容量を誇っていた。最大積載量は5t
  • 塗装は、18D形と同様のブルーで一色塗りされており、異彩を放っている。
    • 量産化以降、外観塗装は従来のものから一新され、上部が赤紫色(JRFレッド)、下部が黒で、白でJRFのロゴが配されたものへとなった。
  • 幅が広いことが本形式の特徴であるが、それが原因となりトラック積載時に問題が発生し、量産型は1,000個で製造終了している。
  • 全コンテナが東急大阪製作所で製造された。

現状

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。 

関連項目

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日本の鉄道コンテナ(国鉄・JR貨物所有)
5 ft級
有蓋
国鉄
旧 一種
11 ft級
有蓋
国鉄
冷蔵
国鉄
冷凍
国鉄
タンク
国鉄
ホッパ
国鉄
通風
国鉄
旧 二種
新 一種
12 ft級
有蓋
国鉄
JR貨物
無蓋
国鉄
JR貨物
冷蔵
国鉄
通風
JR貨物
廃棄物
JR貨物
事業用
国鉄
JR貨物
15 ft級
有蓋
JR貨物
旧 三種
新 二種
20 ft級
有蓋
国鉄
JR貨物
無蓋
国鉄
  • M900
  • M901
JR貨物
冷蔵
国鉄
  • R900
JR貨物
  • R26A
  • R27B
冷凍
国鉄
  • R901
JR貨物
  • F26A
  • F27A
電源
JR貨物
  • G30A
事業用
JR貨物
  • ZG
  • Z30A
新 三種
30〜31 ft級
有蓋
JR貨物
事業用
JR貨物
その他
フレキシバン
国鉄
  • C92
私有共用
JR貨物