AKB48 17thシングル 選抜総選挙

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AKB48 17thシングル 選抜総選挙
ミーツポート地下2・3階にあったJCBホール。
開票イベント開催から9か月後の2011年3月31日より「TOKYO DOME CITY HALL」に館名変更された。
別名 第2回AKB48選抜総選挙
関係者 AKB48
SKE48
場所 JCBホール(開票)
日付 2010年5月25日 - 6月8日(投票)
2010年6月9日(開票)
結果

AKB48の17枚目のシングル「ヘビーローテーション」の選抜メンバー

AKB48選抜総選挙 年表
AKB48 13thシングル 選抜総選挙
(2009年)
AKB48 17thシングル 選抜総選挙
(2010年)
AKB48 22ndシングル 選抜総選挙
(2011年)
AKB48シングル選抜じゃんけん大会 年表
AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会
(2010年)

AKB48 17thシングル 選抜総選挙』(エーケービーフォーティーエイト セブンティーンスシングルせんばつそうせんきょ、別名:第2回AKB48選抜総選挙)は、AKB48の17thシングルの選抜メンバー選挙である。この選挙の上位21位までのメンバーが、2010年8月18日発売の「ヘビーローテーション」選抜メンバーとなった。

AKB48 17thシングル 選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』は、2010年6月9日に東京都文京区JCBホールで開催された開票イベント名である[1]

概要

選挙の実施は、2010年3月25日に横浜アリーナで開催されたコンサート『AKB48 満席祭り希望 賛否両論』でAKB48劇場支配人の戸賀崎智信から発表された。前年度実施された『AKB48 13thシングル 選抜総選挙』と同様に、選挙ポスターが作成され、AKB48劇場のロビーや渡り廊下の壁などに掲示された。また、政見放送はDMM.comや劇場公演終了後、さらに「ポニーテールとシュシュ」劇場盤握手会会場の幕張メッセでも放映された。他には、日刊スポーツ芸能面において、4月13日付から6月8日付まで毎日、メンバー1人と研究生・SKE48の非選抜メンバー1人を取り上げる形式でマニフェストが連載された。

2010年5月25日から6月8日まで投票が行われ、開票イベントは6月9日、徳光和夫木佐彩子の司会でJCBホールで開催された[1]。当日の開票イベントでは、この時点での最新シングルである「ポニーテールとシュシュ」、チームドラゴン from AKB48による「心の羽根」、SKE48の「ピノキオ軍」が披露された後[1]、今回の選抜総選挙について概要を説明するVTRが上映され、司会の紹介とともに候補者であるメンバーの入場、そして40位より開票結果が発表された。イベントの最後に、開票当日のダイジェスト映像が流された(ダイジェスト映像のBGMは、『SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤』に初収録された「あなたがいてくれたから」が初披露)。なお、開票イベントは日本全国の映画館29か所・計43スクリーンで同時中継された[1]

AKB48の知名度や人気が前年度より大幅に増したことや、当時絶対的有利と言われていた前田敦子[2]の2連覇を大島優子が阻止したこと、姉妹グループのメンバーがメディア選抜入りを果たしたことなどから、この総選挙の結果は翌日以降の各メディアで大々的に報道された。

当選枠

前回同様、上位21人が選抜メンバーに選ばれ、17thシングルのA面を歌う権利を得る。選抜メンバーのうち上位12名が特に「メディア選抜」と呼ばれ、テレビ番組など、メディアでの新曲プロモーションに優先的に参加できる。

アンダーガールズの枠は前回より増加し、22 - 40位のメンバーが担当する。

投票有資格者

  • 「ポニーテールとシュシュ」通常盤(初回出荷分)購入者
  • AKB48オフィシャルファンクラブ「柱の会」会員
  • AKB48公式携帯サイト「AKB48 Mobile」会員
  • DMM.com「AKB48 Live!! ON DEMAND」月額見放題会員
  • SKE48公式携帯サイト「SKE48 Mobile」会員
    • 今回から「SKE48 Mobile」会員にも投票資格が与えられた。

候補者

所属チームは選挙開催時点

  • AKB48 - 全63名
  • SKE48 - 全45→41名(チームS:松下唯は辞退。研究生:新海里奈・半田礼音・森紗雪は卒業。)

以上、研究生も含めた計108→104名。

AKB48

SKE48

結果

順位 氏名 所属 得票数 中間発表 速報 前回
順位
得票 順位 得票 順位
1位 大島優子 K 31,448票 19,465票 2位 6,317票 2位 2位
2位 前田敦子 A 30,851票 20,966票 1位 6,846票 1位 1位
3位 篠田麻里子 A 23,139票 13,289票 4位 3,765票 5位 3位
4位 板野友美 K 20,513票 13,474票 3位 3,802票 4位 7位
5位 渡辺麻友 B 20,088票 12,307票 5位 4,072票 3位 4位
6位 高橋みなみ A 17,787票 9,983票 6位 3,319票 6位 5位
7位 小嶋陽菜 A 16,231票 9,252票 7位 2,506票 10位 6位
8位 柏木由紀 B 15,466票 8,709票 8位 2,985票 7位 9位
9位 宮澤佐江 K 12,560票 7,683票 9位 2,616票 9位 14位
10位 松井珠理奈 S 12,168票 4,091票 15位 1,199票 18位 19位
11位 松井玲奈 S 12,082票 6,419票 10位 2,673票 8位 29位
12位 河西智美 B 11,080票 4,532票 13位 1,422票 13位 10位
以上12名がメディア選抜
13位 高城亜樹 A 11,062票 6,357票 11位 2,252票 11位 23位
14位 峯岸みなみ K 9,692票 4,091票 15位 1,345票 15位 16位
15位 小野恵令奈 K 9,468票 4,766票 12位 1,558票 12位 11位
16位 北原里英 B 8,836票 4,414票 14位 1,379票 14位 13位
17位 秋元才加 K 8,049票 2,621票 21位 718票 21位 12位
18位 佐藤亜美菜 B 6,921票 3,227票 19位 1,275票 16位 8位
19位 指原莉乃 A 6,704票 3,357票 18位 1,224票 17位 27位
20位 仲川遥香 A 6,567票 2,726票 20位 977票 19位 圏外
21位 宮崎美穂 B 6,371票 3,369票 17位 961票 20位 18位
以上21名が選抜
以下19名がアンダーガールズ
22位 多田愛佳 A 6,145票 2,332票 22位 718票 21位 20位
23位 倉持明日香 A 5,355票 2,278票 23位 704票 23位 21位
24位 大矢真那 S 4,634票 1,217票 27位 301票 32位 圏外
25位 増田有華 B 4,137票 1,644票 24位 653票 24位 25位
26位 平嶋夏海 B 4,106票 1,633票 25位 602票 25位 26位
27位 石田晴香 B 3,235票 892票 31位 285票 34位 圏外
28位 島崎遥香 3,076票 835票 35位 圏外 -
29位 仁藤萌乃 K 2,693票 1,050票 28位 355票 28位 圏外
30位 小森美果 B 2,613票 1,430票 26位 487票 26位 圏外
31位 佐藤すみれ B 2,591票 869票 33位 344票 30位 圏外
32位 梅田彩佳 K 2,499票 903票 29位 276票 35位 圏外
33位 藤江れいな K 2,460票 880票 32位 352票 29位 圏外
34位 米沢瑠美 K 2,171票 646票 38位 208票 40位 22位
35位 高柳明音 KII 2,030票 568票 40位 231票 38位 圏外
36位 山内鈴蘭 1,945票 838票 34位 249票 37位 -
37位 片山陽加 A 1,935票 736票 36位 259票 36位 28位
38位 矢神久美 S 1,909票 897票 30位 291票 33位 圏外
39位 松原夏海 A 1,854票 圏外 圏外 30位
40位 石黒貴己 1,603票 682票 37位 圏外 -
  • 40位に入った石黒貴己は、その直後に行われた『AKB48 第四回チーム研究生オーディション(セレクション審査)』で落選となり、メンバーから外れた。そのためアンダーガールズに空きが生じたが、41位を繰り上げ当選させる措置はとらなかった[3]
  • 一部のメンバーは速報の時点で前回の最終得票数を上回るなど、総投票数は飛躍的に増加した。

最終結果が圏外であるが、速報または中間発表では40位以内に入っていたメンバー

書籍

  • FRIDAY編集部編『AKB48総選挙公式ガイドブック 2010』(2010年5月12日、講談社ISBN 978-4063794540
  • 『週刊プレイボーイ』特別編集『AKB 48総選挙!水着サプライズ発表 AKB48スペシャルムック 2010』集英社、2010年8月。 ISBN 978-4-0810-2137-6

DVD

  • AKB48 DVD MAGAZINE Vol.4『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』(2010年9月4日、AKS AKB-D2060)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 総選挙時点では、まだ公演が行われていない。2010年7月27日に正式発足。

出典

  1. ^ a b c d “大島優子が逆転トップ当選! 波乱の第2回AKB48総選挙”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2010年6月9日). https://natalie.mu/music/news/33067 2019年5月5日閲覧。 
  2. ^ 『AKB48総選挙公式ガイドブック 2010』(講談社)による。
  3. ^ AKB48公式ブログ「セレクション審査の結果について」(2010年6月27日)
 
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