神田茜

神田かんだ あかね
本名 安田やすだ 明美あけみ
生年月日 (1965-07-28) 1965年7月28日(58歳)
出身地 日本の旗 日本北海道帯広市
師匠 二代目神田山陽
春風亭小朝
林家たい平
名跡 1.神田ふづき
(1985年 - 1990年)
2.神田茜
(1990年 - )
出囃子 チェリー(スピッツ)
活動期間 1985年 -
活動内容 講談師
小説家
配偶者 林家彦いち(1996年 - 2017年)
所属 日本講談協会
落語協会
公式サイト 茜さす···(公式サイト)
受賞歴
2010年 第6回新潮エンターテインメント大賞受賞
2012年7月 第四回落語協会大喜利王選手権優勝
第四代落語協会大喜利王
備考
日本講談協会理事
  • 表示

神田 茜(かんだ あかね、1965年7月28日 - )は講談師小説家北海道帯広市出身[1]文化服装学院中退[2]。師の二代目神田山陽の死後、落語協会に入会した。本名:安田(旧姓・鈴木) 明美。出囃子は『チェリー(スピッツ)』。

結婚前は、非常に鋭いセンスを持った新作講談で人気を博した。結婚後、高座の仕事はセーブしているが、反面、小説や新聞のコラムなどの執筆活動を活発に行っている。日本講談協会理事。

経歴

芸歴

演目

古典

  • 赤垣源蔵徳利の別れ

自作

  • あちらかしら
  • あの頃の夢
  • エリザベスひとし
  • 小さな恋のメロディー
  • 初恋エンマ
  • ぼたんどうろう・御札貼り
  • 弱虫たちの啖呵

他作

著書

  • 創作講談集『きいてよ。』(1997年、情報センター出版局) ISBN 978-4795823129
  • 小説『フェロモン』(2007年、ポプラ社)ISBN 978-4591098820
  • 『ピュアフル・アンソロジー 手紙。』(2007年、ジャイブ)ISBN 978-4861764547 ※6人の女性小説家によるオムニバス
  • 小説『女子芸人』(2011年、新潮社)ISBN 978-4103289814
  • 連作短編集『好きなひと』(2013年、ポプラ社)ISBN 978-4591132418
  • 小説『ふたり』(2013年、新潮社)ISBN 978-4103289821
  • 連作短編集『ぼくの守る星』(2014年、集英社)ISBN 978-4087715330、(2016年、集英社文庫)ISBN 978-4087454215 
  • 『しょっぱい夕陽』(2014年、講談社)ISBN 978-4062192279[7]
  • 『七色結び』(2018年、光文社)ISBN 978-4334912000
  • 小説『一生に一度のこの恋にタネも仕掛けもございません。』(2018年、新潮文庫nex)ISBN 978-4-10-180126-1
  • 『母のあしおと』(2018年、集英社)ISBN 978-4087711547
  • 『シャドウ』(2019年、小学館文庫)ISBN 9784094066876
  • 『あなたとなら食べてもいい』(2021年、新潮文庫nex)ISBN 9784101802268 ※7人の女性小説家によるアンソロジー 、「サクラ」を収録。
  • 『下北沢であの日の君と待ち合わせ』(2021、光文社)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “神田 茜|一般社団法人 落語協会”. rakugo-kyokai.jp. 2021年3月8日閲覧。
  2. ^ “おいたち”. akane-k.la.coocan.jp. 2021年3月8日閲覧。
  3. ^ “新潮エンターテインメント大賞:女性講談師・神田茜さんの「女子芸人」が受賞”. MANTAN WEB (2011年1月26日). 2018年8月15日閲覧。
  4. ^ 離婚は、夫であった林家彦いちがレギュラーのTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」の番組内で発表した。この件に関しての茜側からのコメント・発表などは特にされていない。
  5. ^ 柳家小袁治 (2017年4月25日). “末廣亭四月下席・中日(ナカビ)”. 新日刊マックニュース. 2018年8月15日閲覧。
  6. ^ 吉川潮 (2022年7月9日). “「講談は制約があるけど、小説ですと自由に書けました」”. 講談師・神田茜大いに語る. 日刊ゲンダイ. 2022年9月1日閲覧。
  7. ^ “神田茜「しょっぱい夕陽」特設サイト”. 講談社文庫. book倶楽部. 2022年9月6日閲覧。

外部リンク

  • 茜さす···(公式サイト)
  • 日本講談協会 協会員プロフィール
  • 神田茜 - 落語協会
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • VIAF
国立図書館
  • 日本
学術データベース
  • CiNii Books
  • CiNii Research