小宮和枝

こみや かずえ
小宮 和枝
プロフィール
本名 小宮 和枝[1]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京都[2]
生年月日 (1952-07-12) 1952年7月12日(71歳)
血液型 AB型[3]
身長 158 cm[2]
職業 女優声優
事務所 テアトル・エコー[2]
公式サイト 小宮 和枝|プロフィール|テアトル・エコー
女優活動
活動期間 1960年 -
ジャンル テレビドラマ映画舞台
デビュー作 パラスアテナ(『トロイアの女たち』)[4]
声優活動
活動期間 1970年代 -
ジャンル アニメ、ゲーム吹き替え
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

小宮 和枝(こみや かずえ、1952年7月12日[5] - )は、日本女優声優東京都出身[2]テアトル・エコー所属[2]

声優としての代表作に『ハーイあっこです』のあっこ、『うる星やつら』のラン(2代目)、『ER緊急救命室』のケリー・ウィーバー役、『24 -TWENTY FOUR-』の大統領夫人役など[3]

洋画ではウーピー・ゴールドバーグナンシー・アレン(共に専属・フィックス[6]ベット・ミドラーイメルダ・スタウントンキャシー・ベイツなどを担当している[3]

来歴

アナウンサーになりたいと思っており、東京放送児童劇団から、合唱団と児童劇団の募集があり、音楽の教師に推薦してもらい、NHK東京放送会館に試験を受けに行った[7]

小宮は合唱団だと思っていたが、小学校2年生で受かり、中学校3年生まで東京放送児童劇団に在団していた[7]

児童劇団退団後、NHKの青少年部でファンレターの返事書きなどのアルバイトをしていた時にデスクの前にあった『新劇』という雑誌で井上ひさしの戯曲が載っていたのを見て、その後ろに「テアトル・エコーで上演予定」とあったことで観に行こうと思ったことがテアトル・エコー入団のきっかけだった[7]

東京都立城南高等学校(現:東京都立六本木高等学校)卒業[4]

劇団俳優小劇場附属養成所、テアトル・エコー附属研究所卒業[3]

トロイアの女たち』のパラスアテナ役で初舞台[4]

テアトル・エコーは、声優がすごく多く、その波に乗り、声優としての活動を始める[7]

2021年、第15回声優アワードにて外国映画・ドラマ賞を受賞[8]

人物

趣味・特技はジャズダンスヒップホップダンス三味線[注 1]長唄マラソン[注 2][7]、日本舞踊[2]

モットーは「職場は楽しく」[9]

3歳年上の兄がいる[9]

特色

アニメ、洋画など多数出演[10]

演じる役柄は幅広く、すごみのある中年の女性役、少年役、落ち着いた女性役を演じている[10][11]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1972年
1973年
1974年
  • アルプスの少女ハイジ(村の少年[要出典]
  • 柔道讃歌
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
  • 無責任艦長タイラー(ベティー)
1994年
1995年
1996年
1998年
1999年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2010年
2012年
2014年
2018年
2020年
  • サザエさん(2020年 - 2023年、五十嵐夫人)
2021年
2022年
2023年

劇場アニメ

1978年
1979年
1980年
1983年
1985年
1986年
1987年
  • タッチ3 君が通り過ぎたあとに(上杉晴子)
1988年
1991年
1992年
1993年
1994年
1999年
2010年
2011年
  • 手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-
2012年

OVA

1985年
1986年
1987年
1988年
  • うる星やつら 怒れシャーベット(ラン
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
  • プリンセス・ロード 薔薇と髑髏の紋章 (カーラ
1995年
1996年
  • ぞくぞく村のオバケたち(魔女のオバタン)
1998年
2000年
  • ビデオアニメ館 日本おとぎばなし
  • 世にも恐ろしい日本昔話「浦島太郎」(お亀)
2008年
2010年
2017年

Webアニメ

ゲーム

1990年
1991年
  • コブラII 伝説の男(ドミニク)
1994年
1999年
2000年
2001年
2003年
2007年
2008年
2012年
  • Dragon Age II(エルシナ大司教)
2016年
2017年
2018年
2023年

ドラマCD

1992年
2000年
2004年
2011年
2012年

吹き替え

担当女優

アリソン・ジャネイ
イメルダ・スタウントン
ウーピー・ゴールドバーグ
キャシー・ベイツ
クリスティーン・バランスキー
ジョーン・キューザック
ナンシー・アレン
ベット・ミドラー
マリアンヌ・ジャン=バプティスト

映画

ドラマ

アニメ

テレビドラマ

その他

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 三味線師としての名前ももらっている。
  2. ^ フルマラソン完走の経験あり。

シリーズ一覧

  1. ^ Season1(2022年)、Season2(2023年)
  2. ^ 第1クール(2023年)、第2クール(2024年)

出典

  1. ^ 『日本タレント名鑑(2015年版)』VIPタイムズ社、2015年1月28日、558頁。ISBN 978-4-904674-06-2。 
  2. ^ a b c d e f “小宮和枝”. テアトル・エコー. 2020年7月17日閲覧。
  3. ^ a b c d “小宮和枝”. テアトル・エコー. 2016年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月26日閲覧。
  4. ^ a b c 『新劇便覧'89』テアトロ、1989年、122頁。 
  5. ^ “小宮和枝のプロフィール”. スティングレイ. 2023年11月18日閲覧。
  6. ^ “第二回007 TV吹替声優紹介 〜第一期 ボンドガール編〜”. 007 TV吹替初収録 特別版DVDシリーズ. 2023年11月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e “声優名鑑 -小宮和枝”. スパー!ドラマTV. 2017年5月21日閲覧。
  8. ^ “受賞記録 第十五回 声優アワード”. 声優アワード実行委員会. 2021年3月15日閲覧。
  9. ^ a b “小宮和枝さん 第1回目”. MABBY'S EYE. 2002年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月26日閲覧。
  10. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、54-55頁。ISBN 4-19-720012-9。 
  11. ^ “【声優の履歴書】第66回TVアニメ『うる星やつら』ラン役(※2代目)、『ハーイあっこです』坂本あつこ役を演じた小宮和枝”. リアルライブ (2014年10月30日). 2023年9月10日閲覧。
  12. ^ “宇宙の騎士テッカマン Blu-ray BOX”. KING AMUSEMENT CREATIVE 公式サイト. KING AMUSEMENT CREATIVE. 2024年5月6日閲覧。
  13. ^ 徳間 1988, p. 58.
  14. ^ 徳間 1988, p. 56.
  15. ^ 徳間 1988, p. 57.
  16. ^ “ブロッカー軍団IVマシーンブラスター”. 日本アニメーション. 2016年6月3日閲覧。
  17. ^ “UFO戦士ダイアポロン”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月22日閲覧。
  18. ^ 徳間 1988, p. 64.
  19. ^ “あしたへアタック!”. 日本アニメーション. 2016年6月23日閲覧。
  20. ^ 徳間 1988, p. 70.
  21. ^ “作品データベース”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2022年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月6日閲覧。
  22. ^ 徳間 1988, p. 72.
  23. ^ 徳間 1988, p. 74.
  24. ^ “とびだせ!マシーン飛竜”. メディア芸術データベース. 2023年1月9日閲覧。
  25. ^ 徳間 1988, p. 71.
  26. ^ 徳間 1988, p. 90.
  27. ^ “こぐまのミーシャ”. メディア芸術データベース. 2024年2月16日閲覧。
  28. ^ 徳間 1988, p. 92.
  29. ^ 徳間 1988, p. 102.
  30. ^ “最強ロボ ダイオージャ”. サンライズワールド. サンライズ. 2023年4月16日閲覧。
  31. ^ 徳間 1988, p. 115.
  32. ^ 徳間 1988, p. 127.
  33. ^ 徳間 1988, p. 122.
  34. ^ “忍者マン一平”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月6日閲覧。
  35. ^ 徳間 1988, p. 134.
  36. ^ “作品データベース OKAWARI-BOY スターザンS”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2022年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月6日閲覧。
  37. ^ “タッチ CROSS ROAD 風のゆくえ”. メディア芸術データベース. 2022年9月2日閲覧。
  38. ^ 「Miss Lonely Yesterday あれから君は…」(1998年)、「CROSS ROAD〜風のゆくえ〜」(2001年)
  39. ^ 徳間 1988, p. 159.
  40. ^ 徳間 1988, p. 174.
  41. ^ “キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション作品ラインナップ. トランスフォーマー・ザ・ヘッドマスターズ. 東映アニメーション. 2022年9月16日閲覧。
  42. ^ 徳間 1988, p. 184.
  43. ^ “いきなりダゴン”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2023年6月6日閲覧。
  44. ^ 徳間 1988, p. 188.
  45. ^ “いじわるばあさん”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月19日閲覧。
  46. ^ “地球防衛企業ダイ・ガード”. メディア芸術データベース. 2016年11月27日閲覧。
  47. ^ “CHARACTER”. 機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト. 2022年9月25日閲覧。
  48. ^ “さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち”. バンダイビジュアル. 2016年6月13日閲覧。
  49. ^ “アリオン”. メディア芸術データベース. 2016年9月28日閲覧。
  50. ^ “ラブ・ポジション ハレー伝説”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/82.html 2016年5月3日閲覧。 
  51. ^ “OVA2 絶対無敵ライジンオー 初恋大作戦!”. 絶対無敵ライジンオー. 2022年8月28日閲覧。
  52. ^ “ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日”. 横山光輝 Official Web. 2022年8月28日閲覧。
  53. ^ “市川團十郎の長女・堀越麗禾、実写映画の吹替初挑戦 『ローグ・ワン』監督新作SFでカギを握るAI少女役”. シネマトゥデイ. (2023年9月29日). https://www.cinematoday.jp/news/N0139246 2023年9月29日閲覧。 
  54. ^ “アーサー・クリスマスの大冒険”. SONY PICTURES. 2024年3月20日閲覧。
  55. ^ “ダウントン・アビー(2019)”. ふきカエル大作戦!! (2020年1月10日). 2022年10月2日閲覧。
  56. ^ “ダウントン・アビー/新たなる時代へ  -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年9月30日). 2022年10月2日閲覧。
  57. ^ “神さま聞いてる? これが私の生きる道?!”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. 2024年1月21日閲覧。
  58. ^ “クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』4月15日デジタル先行配信、5月20日ブルーレイ&DVDリリース決定!”. ワーナー・ブラザース・ジャパン. 2020年3月19日閲覧。
  59. ^ “『グッド・ファイト 華麗なる逆転』海外TVドラマ 公式サイト”. パラマウント. 2021年11月17日閲覧。
  60. ^ “ピーターラビット”. ふきカエル大作戦!! (2018年4月26日). 2018年4月27日閲覧。
  61. ^ “アラジン”. ふきカエル大作戦!!. (2019年6月7日). https://www.fukikaeru.com/?p=11925 2019年6月13日閲覧。 
  62. ^ “キャノンボール エクストリーム・エディション”. paramount pictures. 2024年2月21日閲覧。
  63. ^ “ステージ・マザー”. アメイジングD.C.. 2021年6月11日閲覧。
  64. ^ “ドラゴン特攻隊”. paramount pictures. 2024年2月19日閲覧。
  65. ^ “『ナイル殺人事件』ポアロとミステリー・クルーズの乗客たち、豪華日本版声優決定!”. 20世紀スタジオ (2022年1月28日). 2022年1月28日閲覧。
  66. ^ “マン・フロム・トロント”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. 2023年8月6日閲覧。
  67. ^ “ミート・ザ・ペアレンツ2”. NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2023年12月1日閲覧。
  68. ^ “ミート・ザ・ペアレンツ3”. NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2023年12月1日閲覧。
  69. ^ “ランボー ラスト・ブラッド”. ふきカエル大作戦!! (2020年6月8日). 2020年6月9日閲覧。
  70. ^ “<BSテレ東>12月19日(月)夜6時54分放送“シネマクラッシュ”「ランボー ラスト・ブラッド 特別編」新録吹き替え版で無料テレビ初放送!”. BSテレ東. (2022年12月17日). https://www.tv-tokyo.co.jp/information/202212/3781.html 2022年12月17日閲覧。 
  71. ^ “北欧サスペンス「捜査官カタリーナ・フス」”. WOWOW. 2023年2月25日閲覧。
  72. ^ “FIRES~オーストラリアの黒い夏~ キャスト&スタッフ”. スターチャンネル. 2022年6月13日閲覧。
  73. ^ “DRAMA MODE ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~”. WOWOW. 2020年12月25日閲覧。
  74. ^ “ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界 -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年11月25日). 2022年11月25日閲覧。
  75. ^ a b 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー メガトロンセット解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 2』タカラ、1995年3月、36頁。 
  76. ^ a b 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 LD解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 3』タカラ、1995年9月、36頁。 

参考資料

  • アニメージュ編集部 編『THE ART OF JAPANEE ANIMATION1 TVアニメ25年史』徳間書店〈ジ・アートシリーズ14〉、1988年12月1日。 

外部リンク

声優アワード外国映画・ドラマ賞
主演男優賞
主演女優賞
主演声優賞1
助演男優賞2
助演女優賞2
助演声優賞1
新人男優賞
新人女優賞
新人声優賞1
歌唱賞
パーソナリティ賞
外国映画・ドラマ賞
ゲーム賞
インフルエンサー賞
MVS
海外ファン賞
1第17回より各男女部門を統合。
2第1・2回は「サブキャラクター賞」。
3もってけ!セーラーふく」の歌唱者として受賞。