サンクラシーク

サンクラシーク
欧字表記 Sun Classique[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2003年10月2日[2]
死没 2014年8月26日(11歳没)
フジキセキ[1]
Elfenjer[1]
母の父 ラストタイクーン[1]
生国 オーストラリアの旗 オーストラリア[1]
生産者 L Cohen[1]
馬主 L Cohen & W V Rippon[1]
調教師 Mike de Kock(南アフリカ[1]
競走成績
生涯成績 15戦9勝[1]
獲得賞金 3,344,086ドル(USドル換算)
テンプレートを表示

サンクラシークSun Classique2003年10月2日 - 2014年8月26日)とは南アフリカ共和国競走馬である。本馬の父は日本産の種牡馬であるフジキセキで、シャトル先のオーストラリアで繋養されていたときに生産された産駒である。南アフリカでG1を3勝し、2006/2007年度南アフリカ最優秀3歳牝馬に選出された。その後、ドバイシーマクラシック (G1) でも勝利を挙げた。

経歴

2005年/2006年シーズン

デビュー2連勝でG1セクウィニフィリーズステークスに臨むも2着であった。

2006年/2007年シーズン

シーズン初戦のG3ダイアナステークスを勝利で飾ると、ハンデキャップ戦の4着を挟んでG1ケープフィリーズギニー(南アフリカ1000ギニー)を制覇。続く、G1パドックステークスは2着に終わるも、マジョルカステークスでG1競走2勝目を挙げる。その後2戦は凡走するも、ウーラヴィントン2200を制してG1競走3勝目を手にし、2006/2007年度の南アフリカ最優秀3歳牝馬に選出された。同馬がフジキセキの産駒であったことから、このことは日本の競馬界においてもニュースとして報じられている。

2007年/2008年シーズン

マイケル・デコック調教師は、UAEドバイの国際厩舎も拠点の一つとしており、続いての目標をG1ドバイシーマクラシックに定めた。地元の環境に慣れさせるため、ナドアルシバ競馬場の一般競走を2戦消化しそれぞれ勝利すると、本番のシーマクラシックでも2着のヴィヴァパタカに2馬身差以上付けるレコード勝ちであった。このシーズンを最後に現役を引退した。

競走成績

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2006.05.09 ケニルワース 未勝利ジュベナイルプレート 芝1200m 1着 H.ルンゲ 2馬身 (Secure)
2006.06.10 ケニルワース ジュベナイルプレート 芝1200m 1着 H.ルンゲ 2馬身 (Kaleido)
2006.07.29 クレアウッド セクウィニフィリーズS G1 芝1600m 2着 B.フェイデルベ 短身 Royal Fantasy
2006.09.16 ケニルワース ダイアナS G3 芝1400m 1着 J.ロイド 1 1/2馬身 (Countess Corlia)
2006.11.18 ケニルワース ハンデキャップ競走 芝1200m 4着 K.ネイシウス 2 1/4馬身 Lord Ship
2006.12.02 ケニルワース ケープフィリーズギニー G1 芝1600m 1着 J.ロイド クビ (Festive Occasion)
2007.01.01 ケニルワース パドックS G1 芝1800m 2着 J.ロイド 2 1/2馬身 Badger's GIft
2007.01.27 ケニルワース マジョルカS G1 芝1600m 1着 J.ロイド 1馬身 (Festive Occasion)
2007.04.09 スコッツヴィル ウンジムフルS G2 芝1400m 7着 J.ロイド 3 3/4馬身 River Jetez
2007.04.28 グレイヴィル SAフィリーズギニー G2 芝1600m 7着 J.ロイド 4 1/4馬身 Sally Bowles
2007.06.02 グレイヴィル ウーラヴィントン2200 G1 芝2200m 1着 B.フェイデルベ クビ (Arabian Pearl)
2007.07.07 グレイヴィル ダーバンジュライ G1 芝2200m 7着 P.ストリドム 2 3/4馬身 Hunting Tower
2008.02.07 ナドアルシバ ケープヴェルディS 芝1600m 1着 K.シェイ 2 1/4馬身 (Many Colours)
2008.02.22 ナドアルシバ バランシーンS 芝1777m 1着 K.シェイ クビ (Light Green)
2008.03.29 ナドアルシバ ドバイシーマクラシック G1 芝2400m 1着 K.シェイ 2 3/4馬身 Viva Pataca

血統表

サンクラシーク血統サンデーサイレンス系 / Milan Mill 5 x 5=6.25% ) (血統表の出典)

フジキセキ
1992 青鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ミルレーサー
Millracer
1983 鹿毛
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

Elfenjer
1994 鹿毛
*ラストタイクーン
Last Tycoon
1983 鹿毛
*トライマイベスト Northern Dancer
Sex Appeal
Mill Princess Mill Reef
Irish Lass
母の母
Gamine
1986 鹿毛
Keen Sharpen Up
Doubly Sure
Remember Century Bold Flip
Royal Suite F-No.20


脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l “Sun Classique(AUS)”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年11月14日閲覧。
  2. ^ Sun Classique (AUS) 2003、Australian Stud Book

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 JBISサーチ、Racing Post
   

国際G1昇格前:
01回(1998年) アラブ首長国連邦の旗 ストアウェイ
02回(1999年) イギリスの旗 フルーツオブラヴ
03回(2000年) イギリスの旗 ファンタスティックライト
04回(2001年) 日本の旗 ステイゴールド

国際G1昇格後:
05回(2002年) イギリスの旗 ネイエフ
06回(2003年) アラブ首長国連邦の旗 スラマニ
07回(2004年) フランスの旗 ポリッシュサマー

08回(2005年) イギリスの旗 フェニックスリーチ
09回(2006年) 日本の旗 ハーツクライ
第10回(2007年) 香港の旗 ヴェンジェンスオブレイン
第11回(2008年) 南アフリカ共和国の旗 サンクラシーク
第12回(2009年) アラブ首長国連邦の旗 イースタンアンセム
第13回(2010年) イギリスの旗 ダーレミ
第14回(2011年) アラブ首長国連邦の旗 リワイルディング
第15回(2012年) フランスの旗 シリュスデゼーグル
第16回(2013年) アイルランドの旗 セントニコラスアビー
第17回(2014年) 日本の旗 ジェンティルドンナ

第18回(2015年) フランスの旗 ドルニヤ
第19回(2016年) イギリスの旗 ポストポンド
第20回(2017年) イギリスの旗 ジャックホブス
第21回(2018年) アラブ首長国連邦の旗 ホークビル
第22回(2019年) アラブ首長国連邦の旗 オールドペルシアン
第23回(2020年) 開催中止
第23回(2021年) イギリスの旗 ミシュリフ
第24回(2022年) 日本の旗 シャフリヤール
第25回(2023年) 日本の旗 イクイノックス
第26回(2024年) アラブ首長国連邦の旗 レベルスロマンス