カルテット!

曖昧さ回避 この項目では、鬼塚忠の小説及びその派生作品について説明しています。その他の用法については「カルテット」をご覧ください。
カルテット!
監督 三村順一
脚本 鬼塚忠
三村順一
原作 鬼塚忠
製作 「カルテット!」プロジェクト
竹村友里
冨田隆示
飯原伴光
製作総指揮 柳内光子
出演者 高杉真宙
剛力彩芽
細川茂樹
鶴田真由
田中美里
サンプラザ中野くん
阿知波悟美
東幹久
上條恒彦
由紀さおり
音楽 渡辺俊幸
主題歌 mihimaru GT「One Time」
撮影 岡田次雄
編集 金子尚樹
配給 松竹
公開 日本の旗 2012年1月7日
上映時間 118分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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カルテット!』は、2010年に発売された鬼塚忠の小説。2012年『カルテット!〜Quartet!〜』のタイトルで映画化された。

ストーリー

主人公は天賦のバイオリンの才に恵まれた中学生の開。しかし、彼の家族はバラバラだった。音大出身の父は、会社からリストラされて求職中。母は、かつて自らが目指した音楽家の夢を、過剰なまでに開に託そうとする。姉は、開へのコンプレックスからか、やや自暴自棄な生活をしている。開はなんとか家族をまとめようとして、父はピアノ、母はチェロ、姉はフルートを練習し、最初は酷かった演奏が次第に練り上げられていく。そんななかで家族の絆が生まれ、開も音楽家として成長していく。現代の核家族によくある問題が典型的な形で描かれており、音楽という得体の知れないものによる、崩壊しかけた家族の再生の物語。

書誌情報

映画

映画『カルテット!〜Quartet!〜』は、千葉県浦安市の市制30周年記念として製作された。原作者の鬼塚忠(脚本にも参加した)は浦安市在住であった。配給は松竹。2011年12月17日、浦安市のシネマイクスピアリにて先行公開、2012年1月7日丸の内ピカデリーほか全国主要都市にてロードショー。

クランクインを前に東日本大震災が発生、市域の86%が液状化被害を受けたため、一時は制作中止の危機に見舞われた。しかし、浦安市民の後押しもあり、4月に浦安市内で撮影を決行。エンドロールには震災関連の映像がある。

キャスト

スタッフ

  • エクゼクティブ・プロデューサー - 柳内光子
  • 監督・脚本 - 三村順一
  • 原作・脚本 - 鬼塚忠「カルテット!」(河出書房新社刊)
  • 配給統括 - 大角正
  • プロデューサー - 竹村友里、冨田隆示、飯原伴光
  • 企画アドバイザー - 池田史嗣
  • 協力プロデューサー - 平川修治、大塚和雄、宮澤君子
  • 音楽プロデューサー - 今瀬康夫
  • アシスタントプロデューサー - 大迫史門
  • 撮影 - 岡田次雄
  • 照明 - 岩崎豊
  • 録音 - 星一郎
  • 美術 - 山﨑輝
  • 音楽 - 渡辺俊幸
  • 編集・ポストプロダクションプロデューサー - 金子尚樹
  • スクリプター - 今村治子
  • 助監督 - 松岡孝典
  • 制作担当 - 板井茂樹
  • 制作 - グッドライフ
  • 制作協力 - SLピクチャーズ、フィルムクラフト、ベルカントジャパン、浦安商工会議所
  • 後援 - 浦安市
  • 配給 - 松竹
  • 製作 - 浦安観光コンベンション協会、グッドライフ、草苑学園、「カルテット!」プロジェクト(DHC、東洋リネンサプライ、草苑保育専門学校、山一興産、ラビット、創心建設興業、平成建設工業)

主題歌

  • mihimaru GT「One Time」
    • 主題歌「One Time」は、本作のために書きおろした新作[1][2]

ミュージカル

2012年4月12日から21日にかけて東京グローブ座、4月25日に浦安市文化会館大ホールにて上演[3]

キャスト

演奏
  • ヴァイオリン - 對馬哲男[3]
  • フルート - 三浦茜[3]
  • チェロ - 井上雅代[3]
  • ピアノ - 中島剛[3]

スタッフ

関連

  • カルテット - 2017年のテレビドラマ

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “液状化被害乗り越え予定通りの公開決定 映画『カルテット!』主題歌にmihimaru GTが主題歌を書き下ろし”. シネマトゥデイ. (2011年9月16日). https://www.cinematoday.jp/news/N0035407 2011年9月20日閲覧。 
  2. ^ “mihimaru GT:新曲『One Time』が話題の映画「カルテット!」の主題歌に決定!!!”. (2011年9月16日). http://www.universal-music.co.jp/universalj/artist/mihimaruGT/#2893 
  3. ^ a b c d e f g h i j k “演奏と芝居の新たな関係 ミュージカル「カルテット!」”. 朝日新聞デジタル. (2012年4月23日). https://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201204230100.html 2023年11月16日閲覧。 
  4. ^ a b c “ミュージック・ペンクラブ2012年5月号”. ミュージック・ペンクラブ・ジャパン. 2023年11月16日閲覧。

外部リンク

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